Huawei P20 Proとの日々

スマートフォンHuawei P20 Proとの日々是好日。

オリオンをなぞる、こんな深い夜。スマホ手持ちで星空撮影。

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今日の未明のことでした。パソコンデスクの前で寝落ちていたのですが、起き出し、窓の外を見たら、細い月がきれい。誘われるように外に出て、空を見上げたら、オリオン座と、冬の大三角形が南空に昇っていました。

 

そうなると撮りたくなるのが野性?です。Huawei P20 Proは、公式サイト(英語)によると、超高感度(最高ISOが102400)を積んでいるので、星空どんな感じに撮れるのか?興味を抱いた、というのもあります。

 

まずは、スマホを南空に適当に向けます。すると、あら驚いた。スマホの画面に、もう、星が見えています。以前、一眼レフ(PENTAX K5IIs)でも今回と同じような星空の撮影にトライしたことがありますが、液晶モニターに星は写ってくれず、フレーミングに大変苦労したのを思い出しました。なので、スマホでのフレーミングは楽々です。

 

続いてシャッター。Huawei P20 Proは手ブレに強いので、ある程度スローシャッターになっても大丈夫だろうとは思っていましたが、想像していたより早いシャッターを切りました。手持ちでもじゅうぶん行ける程度に。AIのシーン判断は動作しませんでした。

 

で、撮れた写真が上記です。これは撮って出し。こんなに夜空が明るく写るとは。超高解像度さまさま、です。拡大してみても、ノイズが目立ちません。正直、大変驚きました。こんなすごいポテンシャルがあるとは思っても見ませんでした。

 

ちなみにExif情報はこんな感じです。

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超高感度を限界まで使い切っていました。いやぁ…すごい。よくぞスマホの筐体にここまでの感度を詰め込んだものです。普通は一眼レフ高級機のスペックです。そしてライカレンズ。知らずにスペックのみ聞かされたら、まさかスマホとは思わないでしょう。

 

しかしここに、強力なライバルがいます。iPhone Xsです。Instagramで検索してみると、オリオン座をiPhone Xsで撮影した作例が複数見つかります。添えられた文面から推察するに、三脚などの機材は使っていない例が多いと思われます。そして、iPhone Xsの生み出す画は、「空」の部分がきちんと黒く「締まっている」。これは、Huawei P20 Proの撮って出しとは違います。こちらの画は、超高感度ゆえか、空が白っちゃけているのです。確かに高感度はすごいのですが、そこがどうも、もったいないなと思いました。

 

なので、Photoshop Expressを使って、ちょっとエフェクトをかけてみました。こんな感じです。

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だいぶ、「イメージとしての星空」に近くなってきたでしょうか?撮影地のあたりは街灯など街明かりもあり、星はそんなによく見えるところではないので、降るような星空とはいきません。ふと空を見上げた時にこれだけ見えれば、いいかな、と思います。

 

また条件のいい空の時に、いろいろ撮影を試してみたいですね。