「星の軌跡」がスマホで撮れる。正直に感動しました。はい。
星の軌跡を撮影しました。機材はもちろん、Huawei P20 Proです。今どきのスマホはここまでできます。簡単です、モードを選ぶだけです。
撮影時、「その他」→「ライトペインティング」→「スタートラック」と選択して、撮影開始。一度シャッターボタンを押すと、シャッターが開きます。もう一度押すと、閉じます。どれだけ長い時間露光できるのかはわかりません。少なくとも上記の例は15分、シャッターを開けていられましたので、15分は大丈夫なのでしょう。
撮影中は画面が出っぱなしになり、シャッターを開けていた時間をカウントアップしていきます。電池が心配になりますが、今回、15分露光して、15%ほど減りました。思っていたよりはタフだと思いますが、これはこのスマホ自体が新品だというのは差し引いたほうがよいかと。
Exif情報はこんな感じです。以下のスクリーンショットを参照ください。
このスクリーンショットは写真をトリミングする前ですので、余計なものも写り込んでいますが、ご容赦ください。しかしこれを見て、違和感、感じませんか?
「色が違う」。空の色が全く違います。1枚めは、見栄えがよくなるように、Photoshop Expressで色合いを調整したものです。撮って出し(トリミングのみ)は、下にある通り、こんな色合いの写真なんです。空の色がかなり不自然。黒が締まっていませんし、なんというか、緑がかった変な色になってしまっています。
これは、「記録」としても「記憶」としても、良い写真とは言い難いと思っています。ただ素材としては良いです。ISO感度も800とそれほど高くないのでノイズがあまりないのもいいですね。
一眼レフなどで、星の軌跡を写そうと思うと、感度やらなんやら、うまくいくまで設定するのは大変です。Huawei P20 Proだと、諸設定が最も適した状態のモードがありますから、使わない手はないですね。
こういう写真が、スマホでも撮れる時代になるとは。いい世の中になったものだと思います。さすがに星の軌跡ともなると、シャッターを開けている間ずっと手持ちでいるわけにもいかないので、スマホホルダーと三脚をセッティングして、撮影しています。
画面を横切っている「点々」は、飛行機の光跡です。飛行機もそうなのですが、肉眼では見えづらい星までしっかりと写っているところに、このスマホの凄さを改めて知る思いでいます。
動画ではミソをつけてしまったHuawei P20 Proですが、やはり写真はすごいです。高品質な写真を気軽に楽しむことができるという意味では、これ以上ない「カメラ」です。
実は、筆者は写真歴10年少しはありますが、星の軌跡を撮ったのは、これが初めてです。うまく撮れた時の感動は、筆舌に尽くしがたいものがありました。この心持ちを、もっともっと多くの方に体感していただければいいなぁと、いち写真好きとして、本当にそう思います。もっといい、スマホの未来へ。そう信じて、記録を続けます。
今日も動画の話。「ピン送り」ができた、これは驚いた!
今日も動画の話をします。昨日は、Huawei P20 Proのビデオ機能がちょっと使えない、他の撮影アプリならどうだろうか、という話を書きました。その「他の撮影アプリ」をちょっと使ってみたのが今日の話となります。
Google Playストアから、撮影アプリを探しました。写真のアプリは多いのですが、ビデオも撮影できるのは少数派です。その中から今回、選んだのは、FiLMiC Pro。もともとiPhone用として作られ、Androidにも移植されました。そのためか、Androidでは、全ての機種に対応はできていません。有料アプリですので、アプリの案内をよく読み、事前に確認してからの導入が必要です。
このアプリは、少し前の記事ですが、このレビューにあるように非常に機能豊富で、うまく使いこなせば強力な味方になると思われます。
そして、早速、今までできなかったことが、できることが確認できました。FiLMiC Proを入れていないスマホや、一般的な民生機のビデオカメラではできないことができます(一眼レフの動画機能では、レンズによっては可能です)。まずは、下の動画をごらんください。12秒です。
ピントが前から奥、手前にあった網戸から、遠景に移動していきます。この手法を「ピン送り」と呼び、雰囲気のある映像をつくるのに有効な手段です。
手動でピントを送っていくなど、スマホでできるとは、正直思ってもみませんでした。これはFiLMiC Proに、MFでピント合わせできる機能が搭載されているからです。それも簡単に。半円状の操作環が表示されるので、それをすーっと回すだけです。
Huawei P20 Proの標準のビデオ機能はかなりチューニングがつらいのですが、FiLMic Proならもしかしたら良い感じに撮影できるかも知れません。今後使っていこうと思います。いろいろ試してみないことには、可能性も見えてこないので、本当に使えるか使えないかについての即断は避けます。
とりあえず、ピン送りができることはわかりました。では、昨日、話題にしたイルミネーションの撮影ではどうか?今度また、撮影してきたいと思います。
ちなみに上の動画では、手ブレがかなり少ないですが、これは「ジンバル」という揺れ防止の機材にスマホを取り付けて撮影していることによるものです。ジンバルとの組み合わせについても、いずれ書いていきます。スマホは道具です。使い方次第でいろんな生かし方ができます。使えないことを嘆くよりも、使える部分に注目していきたいですね。それでこそ、Huawei P20 Proの機能も生かせる、というものだと思っています。
イルミネーションを動画で撮影してみた。結果、愕然…。
はい。昨日に引き続き、イルミネーションの話題です。が、今日は動画です。Huawei P20 Proでお初に動画の記事を書きます。まずは、下の動画をごらんください。21秒あります。
※光の点滅がありますので、体調にご注意ください。明るい部屋で見てください。
全画面で見ていただくと、わかりやすいかと思います。これは、Huawei P20 Proに標準搭載のビデオ機能(カメラを起動してビデオを選択)で撮影したものですが、正直、かなり、ひどいですね…ここまでとは。
ピントが迷っている、色合いも転んでいる。確かに光の点滅、夜間、輝度差の激しい被写体と条件が厳しいのは分かっています。それでも、3世代前のiPhone7 Plusでは安定してこの被写体も動画が撮影できるんです。34秒、こんな感じ(別の日に撮影したので撮影位置が違ってしまいました。厳密な比較にはならないですが、ご容赦ください)。
※光の点滅がありますので、体調にご注意ください。明るい部屋で見てください。
ピントも迷わないし、色合いも転びません。安定しています。
【追記2018.11.13 0:17】
この動画が見られない場合、コメントにてお知らせください。撮影し直し、差し替えます。
筆者は、このiPhone7 Plusから、Huawei P20 Proに機種変更しました。iPhoneの高機能なビデオに慣れていたので、Huawei P20 Proでも当然これくらいは撮影できるだろうと思っていたのです。ところが蓋を開けてみれば、「ええっ」となるほどのチューニング…古いライバル機種でもここまで撮れるのに、なぜここを目指さなかったのか、謎です。ビデオ機能も搭載しているなら、写真だけ頑張ればいいってものではないと思います。
こうなったら、このHuawei P20 Proをなんとか生かしていく方法を考えねばなりません。Google Playストアを検索しましたら、撮影アプリが何種類かありました。これらを試していきます。結果がどうなったかは、また後日に。
夜景のイルミネーションを撮り比べ。可能性を探る!
Huawei P20 Proといえば「夜景」に強い、ということはネットニュースのレビュー(こんなのとか、こんなのとか)でもお馴染みです。今、本格的な冬に向けて、イルミネーション、綺麗な夜景の季節の駆け出し。早速、出動してもらいました。
まず、上の写真、1枚め。これは、AIのシーン判断「夜景」そのままに撮影した写真です。「さすが」の一言…と言いたいところですが、個人的にはちょっと首をかしげてしまいました。「暗いところが、暗くない」。中央の階段は、視覚的にはもうちょっと暗がりのはずなんですが、まるで昼間のように明るいです。空が暗いから夜だとわかるものの、暗いところは暗く写して欲しかったかも。というのが筆者の個人的な感覚です。
続いて2枚め。これは、AI機能を切って撮影した写真です。全体的に輝度と彩度が落ちています。無難といえば、無難かも知れません。それでも階段が明るく感じるんですよね…ISO感度などどれくらいなのだろうか?と確認してみましたが、なんと、320でした。夜景を撮るにしては低感度。やはりレンズがF1.8と明るいから大丈夫なのでしょうね。これも悪くないですが、上の写真を見た後だと「おとなしい」印象です。
下の、3枚め。これは、「その他」機能から「HDR」を選び、撮影したものです。「HDR」について軽く説明しておくと、これは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、明るさの違う写真を合成することにより、より幅広い「明るさ」を表現できる技術のこと。別に夜景に限らず、いろんなシーンで使えます。
そして、今回HDRで撮影したのは、こんな感じ。実際の見た目に一番近いのはこれかも知れません。空がしっかりと暗い(黒い)ですし。彩度は「夜景」に比べると低め。でも相変わらず階段は明るいのです。どうにも違和感が払拭しきれないので、このHDR写真を元に、Photoshop Expressで編集加工してみたのが、4枚めです。
はい、下が4枚めです。筆者の中の「記憶」は、正直こんな感じでした。
ちなみに筆者、写真を本格的に始めて、10数年が経ちます。プロカメラマンではないですが、「自分の感覚」というのは良くも悪くも醸成されておりまして、言ってみれば「癖がある」と言ってもいいかも知れません。その感覚に基づいておりまして、万人受けはしないかも知れませんが、自分の感覚に正直でありたいと思うと、こうなります。
このブログは、Huawei P20 Proの可能性を探るため、写真に関しては極力「撮って出し」(加工してもトリミングに限る)の方向性を取ってきています。しかし今回はどうしても納得がいかず、さらに加工しました。このへんはもう、本当に好き好きだと思います。上にあげた4枚の写真も、あくまで「筆者が好みか好みじゃないか」はありますけれども、どれも「悪い写真」では、「ないです」。ここは強く強調しておきたい。
写真の機材にも流行り廃りがあるように、写真の内容にも流行り廃りや好みはあります。Instagramなどその典型だと思います。その時その時に「これがいい」と思えばそれがいいのであって、何が悪いとか、そういうことはないんです。
だから、「写真を撮る」ということを、まずは楽しみたいもの。Huawei P20 Proはそれに関してはいい機材だと思います。いろんな撮り方ができますから。いろいろ試してみたいものです、そしてさらなる可能性を探っていきたい。機材的にも、自分の感性的にも。それでいいと思います。
なので、筆者の眉毛は、化粧の流行り廃りに関係なく、いつでも太眉です。あ、それこそ関係ないですね。失礼しました。まずは楽しむ、話はそれからだ、です。
光で遊ぶ。スマホでここまでできる時代。生きててよかったな。
Huawei P20 Proの写真機能を利用して、イルミネーションで遊んでみました。露出だの感度だの、難しいことを考えなくとも、一定レベル以上の仕上がりになるのがHuawei P20 Proの、ひいてはスマホ写真の良さです。時間を忘れて遊んでしまいました。
まずは、イルミネーションを普通に撮影してみます。こんな感じ。カラフルさは分かりますが、下地となるネットもはっきり見えるなど、写真としての色気はあまりないです。ただし記録としての正確さではこれも十分、ありです。
ちなみに、AIのシーン判断は「草木」でした。この暗がりの中でも、草木だと判断できることにちょっと驚いています。そして、「草木」の特徴としては、色(特に緑)の彩度が高く、コントラストが強くなることがあります。カラフルなイルミネーションの撮影では、それはどちらかといえばいい方向に働いているかと感じます。
続いて、同じ場所で、今度はピントをぼかした写真を撮ってみます。普通はスマホではピントをあえてぼかすというのは、そういう機能があらかじめ搭載されていないと難しいです。というか、ほとんど無理。ピントが迷ったところを撮影するくらいしか、できませんから。
そして、「そういう機能」が、Huawei P20 Proには、ありがたいことに搭載されています(他機種スマホのことはよく知らないので、最近はできるようになってきている可能性もありますが)。まず、モードを「プロ」にします。「AF」を選び、「MF」を選択。ピント合わせのバーが出てくるので、最大にぼける方へ、動かします。その状態でシャッターを切ったのが、下の写真です。
丸く、ぼけていますね。こういったボケには、レンズの絞り羽根の形が反映されます。筆者の持っているコンパクトデジカメは6枚羽根なので、同じような写真を撮ると、ぼけは六角形になります(羽根の数が多くなれば、ぼけは丸に近づきます)。スマホの場合は、おそらくですが絞りは入っていなくて、絞る必要があるときは、計算して画を作っていると思われます。それが例えば、先日載せたアパーチャ機能であったりする訳です。
ということで、絞りが入っていない可能性が高いので、丸いぼけになる、と。周辺の光源が楕円になっているのは、広角寄りのレンズであるため、多少なりとも歪みが出ているためでしょう。これはレンズの仕様上、ある程度は仕方のないことで、ライカだろうと歪みを完全になくすことはできないと思います。逆に、こういう歪みを変に計算で補正していないところに、個人的には好感を持ちます。
続いて、二度目の登場、「ライトペインティング」です。
「その他」モードの「ライトペインティング」、さらに「テールライトトレイル」を選びます。シャッターを開け、スマホを回します。シャッターを閉じて、できあがり。
ここまでの写真ができるまで、何回か条件を変えて撮り直しています。あまり光源が多すぎると、輪っかなんだか、なんなんだか、わからなくなるので、あえて画面の中で光源が少なくなるように、近寄ったりですとか。
「スマホを回す」具合も、大きく回したり、小さく回したり、何度か試しました。また、スマホを動かす早さも、早いと、この写真のように光源が「点々」になるので、何度も試しています(この写真は点々が面白かったので、採用です)。
これからクリスマスに向けて、街中はイルミネーションがどんどん多くなっていくと思います。光での遊び甲斐がある季節です。ただ単に撮影するだけでなく、一工夫することで自分も他人も楽しくなります。それが本当に気軽に、スマホだけでできる時代。いい時代になったものだと思います、本当に。年寄りみたいなことを言っていますが。実際年寄りだからしょうがないですね。笑。
マクロ撮影の大敵「揺れ」。その原因は、「心臓ドキドキ」。
これは、なんでしょう。実は、瑪瑙化した貝化石です。水晶の結晶付き、しかも左巻きというレアなものです(貝のほとんどは右巻き)。大きさは27mmほど。撮影するとなると、当然マクロです。この写真も、Huawei P20 Proでの撮影。AIのシーン判断は「クローズアップ」でした。
一見するとエッジもよく出ているように見えるのですが、もう一度見てみると、手ブレ感がありますね。「感」というか、明らかに手ブレなのですが。シャッターを切ったあとに、「写真のピンぼけを補正中です…端末を動かさないでください」というアラートが出て待たされるのですが、その補正中に端末が動いてブレているようなんですね。
何度も何度もシャッターを切り直し、ああ、明らかに揺れたなぁ、と思えば思うほど、このボケたようなエッジが目立つため、その結論に辿り着きました。
それでも、倍率を1倍か、3倍かで撮るかで、結果がやや違います。1倍で撮るほうがまだ手ブレが少ないように見えます。下の写真は、3倍で撮ったものです。エッジの甘々感が、より強調されているように感じます。
ちなみに、ホワイトバランスもちょっと崩れていて、上の写真で見られるように淡いラベンダーカラーが本来の色です。ここまで真っ白ではありません。
どうやらマクロ撮影は倍率1倍で撮影したほうが結果が良いみたいです。写真の画の中に占める被写体の大きさはもちろん1倍のほうが小さいので、できるだけ被写体を大きく撮りたい!という向きには不向きかと。そうなると3倍で撮らざると得ませんが、結果はこれです。エッジが甘い。困りましたね…マクロ撮影を本気でやろうと思うと、Huawei P20 Proは不向きな可能性がでてきました。
とはいえ、手持ちでこれだけ撮れるのですから、大したものではあります。参考写真を撮ろうと思って、一眼レフも引っ張り出したのですが、手持ちではとても撮れるものではなく。しっかり三脚などを据えなければ駄目です。レンズ自体は圧倒的にHuawei P20 Proのほうが明るく、早いシャッターが切れますし。三脚とか、そこまでやるなら、Huawei P20 Proでも同じなのかなと。
もうひとつ。気付いたことがあります。手ブレをおこさないため、自分自身が揺れないように、揺れないように頑張ったのですが、手持ちで撮る以上、揺れは絶対に止められないのだと。机にひじをついたり、脇もぐんと締めたり、息も止めて頑張ったのですが、揺れは止まらない。規則正しく揺れる。実は心臓の鼓動に合わせて、身体が揺れていたんです。これが揺れが絶対に止められない理由です。
シビアなマクロ撮影ではちょっとした揺れも写真のできあがりに影響します。心臓の鼓動ですら、です。まさかマクロ撮影のために心臓を止めるわけにもいかないので、上に載せた写真以上の仕上がりを求めるなら、本式に撮影セットを組んだほうが良い、となります。
スマホの良さは、気軽に手軽に簡単に手持ち撮影で、ある程度以上の品質の写真が撮れることにあります。なので、本末転倒論に陥る前に、その良さを今一度見直したいものです。
とはいえ、撮影セットを組んだときにどうなるか、というのも気になるところではあります。可能性として、いつかトライしてみたいと思います。
真っ暗な小路のクリスマスツリー。飾った人の心を切り取る。
暗い小路を歩いていたら、光るものが向こうに見えました。近寄ってみたら、花壇に植わった小さなクリスマスツリー。近くに街灯もなく、真っ暗で手元もよく見えない中、Huawei P20 Proを向けて撮影しました。
やはり暗所への強さは圧倒的だなと。超高感度・明るいレンズ・手ブレ補正。写真だとかなり明るく写っていますが、実際はこんなに明るくないですからね。木に巻かれたイルミネーションの明るさも、こんなに煌々と周りを照らしてはいません。
ちなみにこの写真、AIのシーン判断は「舞台・ライブ」でした。暗闇の中のカラフルなライトは、舞台上のものと判断するのですかね。どんな仕上がりになるかと思ったら、こうなりました。ただし、撮影時の画面は、それほど明るくなくフレーミングはうまくできませんでした。この写真はトリミングしているので、なんとか格好がついていますが。
シャッターを切ったあと、手ぶれ補正のために数秒、「動かさないでください」と待たされます。その間にイルミネーションが点滅してしまうとどうもあまり具合がよくないよう。イルミネーションの点灯の谷間になってしまった失敗写真が何枚かできました。
これからイルミネーションやクリスマスツリーの季節ですね。そのにぎわいを苦手とする向きもあるでしょうが、被写体としては魅力的です。いい写真が撮れますように。
写真を撮るって、その場の風景を切り取るだけでなく、そこにいる人の心も切り取ることではないのかな。と、この写真を撮って思いました。行き交う人も少ない住宅街の中の暗い小路。そこを飾るおしゃれ心と、粋さに、こちらの心もほっこりしたのです。
こんな出会いを永遠に留められるのが写真の良さですよね。自己満足かも知れない。けれど筆者は、ここを通る人を楽しませたいと、飾った人の心のかけらを、感じた気がしたのです。だから撮影する気になったし、綺麗に撮れれば嬉しいし。そんな「かけら」をこれからも集めていけたらと、思います。