Huawei P20 Proとの日々

スマートフォンHuawei P20 Proとの日々是好日。

光る石を撮影、「花火」になっちゃった。ユーパーライト!

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実は、鉱物が好きです。今まで集めた鉱物標本に投じたお金のことを考えると、過去を振り返りたくありません。笑。最近はおとなしくなり(我慢しているとも言う)、鉱物に散財することも少なくなりました。

 

しかし最近、ある石を見初め、海外より入手しました。ユーパーライト(Yooperlite)という石です。日本では9月上旬に相次いでネットニュースの記事になり、話題になりました。普通に見ると、そのへんに転がっている石にしか見えませんが、紫外線(ブラックライト)を当てるとあら不思議、光りだします。上記写真の上と下がその状態の差です。

 

この写真、このブログに書くくらいですから、もちろんHuawei P20 Proで撮影したものです。写真の上半分は、窓から入る自然光のもとで、AIのシーン判断は「クローズアップ」でした。近寄りすぎて「被写体から離れてください」と表示が出ました。それに従いちょっと離れまして、上記のようなシャープかつ多少ボケ味もある写真に仕上がっています。

 

写真の下半分は、夜間に室内の明かりを消し、紫外線ライト1本だけ当てて撮影したものです。紫外線ライトに可視光成分があまりないので、暗いのですが、高感度が優れたHuawei P20 Proですから楽々と撮ってくれます。が、実は結構苦労しました。AIが、見慣れない被写体に、変なシーン判断を下すのです。

 

こちらとしては、写真の上半分と同じく、「クローズアップ」で撮りたいのです。しかし、AIが下す判断は、「フード(料理)」。なぜ?この石がゴマ塩のおにぎりみたいだから?いやいや…。続いてAIが下した判断は、「花火」。これはなんとなく分かるようにも思います。周りが暗いですし、その中でピンク色に光っていますし。しかし「花火」だと演色がとんでもなく派手です。こんな感じ。

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いくら紫外線で光る石と言えど、ここまですごい光り方はしていません。この写真は記録のために撮りましたけれども、実際には使えない写真です。通常、一眼レフなどで花火撮影をするときは、ピントは無限遠にします。Huawei P20 Proの「花火」モードもそうなのか、ちょっとピントも甘くなっているようにも思います。無限遠でしたら、本来クローズアップで撮りたい被写体ですから、そんなに近くてはしっかり撮れないですからね。

 

結局、「フード(料理)」「花火」に翻弄された挙げ句、AIを一時的に切って(シーン判断の横にある✕マークを押下するとAIを切ることができる)、やっとの思いで撮影したのが、一番上の写真の下半分、ということになります。AIのシーン判断を手動で適用できればいいな、と思った瞬間でした。

 

Huawei P20 ProのAIはかなり優秀ではありますけれども、それでも万能ではないな、と感じさせられた撮影でした。なんて言いつつも、今度はどんなシーン判断をAIは下すのか?実は楽しみにしながら撮っているんですけどもね。笑。