ふわもこな花芽に見る、これが本当の?マクロ撮影なのかな。
またマクロな話に戻ります。先日、Huawei P20 Proはどうもマクロ撮影に弱そうなので、マクロ撮影のようにしたかったら、ある程度距離を置いて撮り、それをトリミングする、という術を書いたところでした。
その後、また新たな発見がありましたので、記しておきます。
上の写真は、ネコヤナギ…ではなく、コブシという花樹の花芽です。毛のようなものにくるまれてフサフサ、ふわもこです。この毛足の感じを出すのに、いったい何枚のシャッターを切ったことか。
それまで「マクロ写真」でやっていたように、ある程度距離を置いて撮ると、被写体が小指の先サイズと小さいので、ディテールが出ません。撮影時に「プロ」モードに切り替え、マニュアルでピント合わせしてみても、うまく行かない。どうしようか。悩んだ末に、思い切って、これまでないくらいに近寄りました。
すると、ピントがシャキッとして、毛足のふわふわもうまく出ました。
つまり、「マクロ」撮影は、できなくはないんです。ピントや質感をしっかりさせたかったら、これ以上近づいたらくっつく!という感覚で、近付いてみる。すると、いい感じに写ります。
しかし当然、そこまで近付くと、被写体に大きさがある場合は、枠からはみ出てしまいますね。なので、そのあたりは、先に書いた「ある程度距離を置いてみる」ことと、使い分けていく必要がありそうです。
私としては、自分がイメージしていたマクロ撮影もちゃんとできる、ということが分かり、ほくほくしております。どんな距離感でもピントをシャキッと出してくれれば言うことないんですが、どうやらそのへんは癖がありそうなので、うまく付き合っていくしかなさそうですね。